006 bag-05
*ちょっと大きめ*
ふっくらポケットトートバッグの作り方・型紙
タックのあるふっくらポケットを付けたちょっと大きめのトートバッグです♪
ざっくりしたヘンプ混リネンの素材感を活かして底がくったりなるようマチは広めにとりました。
また、表の芯は口部分だけにしましたが、内布全体に薄手のキルト芯を貼っていますので、程良いしっかり感もあります。
◎PDFファイル
ふっくらポケットトートバッグの型紙は、一部原寸大型紙で、その他は型紙寸法図です。
裁ち図を含めてA4サイズ4枚です。
型紙(PDFファイル)を表示するには、
フリーソフト「アクロバットリーダー」が必要です。
広めのマチで丸みがかわいい♪
ポケット口のくったりがいい感じ
中の布を考えるのも楽しい♪
■仕上がりサイズ(約):上幅48cm・底幅32cm・高さ32cm・マチ16cm・ 持ち手48cm
■使用材料:ヘンプ混リネン(ブラック系)・ヘンプ混リネン(ブラック系チェック)・コットン(北欧柄)・接着芯・薄手の接着キルト芯 ★生地の用尺はPDFファイルの裁ち図をご参照ください。
★その他:タグ(お好みで付けてください)
■作り方を参考にしていただいて、作りやすい方法でお作りください♪
■まち針やクリップ、アイロンをかけるなど特に記載していない場合がありますが、必要に応じて使用してください。
型紙をプリントして切り抜き、貼り合わせます。
ポケット以外は、作図寸法に合わせて型紙を作るか、または布にラインを引いて、縫い代を付けそれぞれカットします。
本体二枚の口側の上部7cmに接着芯を貼ります。
縫い代を口布側に倒し、全体に接着キルト芯を貼ります。
縫い代は表側に倒してアイロンをかけ、表に返します。
返し口の縫い代を中に折り、アイロンで整えます。
タグを付ける場合はこの時点で付けておきます。(この時点では付ける予定ではなかったので、作り方画像にはタグが付いていません)
もう一方も表布と底布を同じように縫い合わせ、縫い代は底側に倒します。
中表に半分に折って、両側を縫い合わせ、縫い代は割ります。
持ち手を挟んで、表袋と内袋を縫い合わせます。外袋は中が表、内袋は外が表の状態にしておきます。
外袋の持ち手付け位置に持ち手を合わせて、縫い代から5cm見える位置にまち針で留めます。
内袋を中に入れます。
(表袋と中袋が中表に合わさり、その間に持ち手が挟まれている状態です)
口の周りをぐるりと縫い合わせます。
本体一枚の表にポケット付け位置の印を付けます。
型紙は半分ですので、中心線に合わせて左側に印を付け、裏返し反転して、右側にも印をつけます。
ポケットの型紙に縫い代をつけて、同じ物を二枚カットします。表になる側の上部5cmに接着芯を貼ります。
本体表のポケット付け位置に、ポケットの上部の角、下の中央、合い印を合わせてまち針を打ちます。
カーブの部分は自然に沿わせます。
(このときポケットの横幅ははたるんだ状態です)
周りをミシンで縫い付けます。
マチを縫います。
内袋の返し口から表袋を引っ張り出し、表に返します。
内袋の返し口を手縫いで縫い閉じます。
(縫い目が気にならなければ、ミシン縫いでもOKです)
持ち手を作ります。
最初に半分に折って中心に折り目を入れてから開き、両側から中心線に合わせて折りたたみます。
それを半分に折り、両側をミシン縫いで押さえます。
これを二本作ります。
ポケット布のタックを縫います。
タックの外側の印同士を中表に合わせて、縫い代部分のみミシンで縫い合わせます。
その後、両側に開いてタックにします。
ポケット布は二枚とも同じようにタックをとります。
ポケット上部の両端にタックをとります。布の厚み分があるので、型紙通りにならないかもしれませんが、平らに置いた状態でたるみ分をタックにして、左右に同じ幅のタックをとります。
タックを図のように本体に縫い付けます。図は分かりやすく、上をずらして書いていますが、上部は揃えてください。
内布を半分に折り、返し口を残して両側を縫い合わ、 縫い代を割ります。
内袋を中に収め整えて、口側の周りにミシンをかけます。
持ち手の補強に、図のように縫います。
表と同じ布の口布を、内布の両側の口に中表に合わせて縫い合わせます。
ポケット布を中表に合わせ、返し口を残してぐるりと縫い合わせます。
本体底を縫い合わせます。
まず、片方の表布の下側と底布の長辺を中表に合わせて、縫い合わせます。
底のマチ部分をたたんで、16cmのマチをとって縫います。
縫い代はそのまま底側に倒し、内袋を表に返しておきます。
完成で〜す。
★ポケットはボタンで留める予定でしたが、ポケット口のくったり感が可愛いかったのでボタンはやめて、ポイントに革タグを手縫いで付けました。
★タグをミシンで縫いつける場合は「作り方9」の時点でつけてください。
★きちんと留めたい場合はボタンを付けてください。